外構と職人とは

はじめまして。SKアルミの砂田と申します。

 

私は白井さん(以下、親方)の元に来る前は工務店に勤めていました。
そこで様々な職人の方々に出会い、「監督よりも自分で[造る]仕事がしたい!と強く思うようになり、その後紆余曲折を経て親方のところで仕事をするようになりました。
その辺り、瓦職人である親父の影響なのかなぁと、実家に思いを馳せながらいざ職人の道へ!


しかし、理想と現実は大きく違っていました。


監督の頃は、基本的に職人の方々の仕事を見ていて、私自身が作業に加わることがありませんでしたので、何がどれくらい大変なのか、というものがわかりませんでした。
傍から見ていると、あまりに簡単そうに、すいすいと作業をこなしているように見えますが、これがやってみると非常に難しいのです。


穴掘り一つとっても、あのスコップの一刺しに「力加減・姿勢・身体の中の力の流れ・刺し込んだ先にあるものの感知・効率よく掘るイメージ等々」と、多くの事を一瞬のうちに行わなければなりません。
今まで子供の頃に多少使ったことがあった程度のスコップを、本当に「使う」ことがこれほど難しいとは思いもよりませんでした。
そしてその流れは、ブロックを積む時・一輪車でものを運ぶ時・脚立の上り下り・インパクトドライバ等の道具を扱う時等、全ての行動にそれぞれ適した「使い方」があるのです。
これは、今まで書類やパソコンとばかり向き合ってきた私には非常に難しいことです。なにせ、説明書も無ければ最適解も無い。手本は親方達がいますが、それは感覚の話。見様見真似では同じように動くことは出来ません。


これまでの自分が、いかに狭い世界で生きてきたのかを痛感しました。
さらに、私達は外構工事をほぼ全般請け負っていますので、覚える事もとても多いです。毎日全く違う仕事をやるなんて事が日常茶飯事なので、一つのコツを覚えるにも一苦労です。
よく「頭で考えるんじゃない、身体で覚えるんだ!」なんて言葉を聞きますが、ホントそれだと思います。「仕事」に関してはそれだけじゃないですが。
もっと若い頃に色々経験しておくべきでした。と、そんな事を今更言ってもどうしようもないので、今自分に出来ることをしていくしかありません。
私はまだまだ修行中の身でありますが、一外構職人として少しでもお客様の助けになればと、日々精進しております。
次回はもう一つ、私がこの仕事を始めて知った事をお話したいと思います。