コンクリート土間打ちの養生

皆様こんにちは。
今回はコンクリート土間工事です。

 

コンクリート土間打ちの養生

 

コンクリート土間打ちの養生

 

コンクリートの仕上げまでの流れは一般的に、流す→平らに均す→コテ跡を消して平らに均す→仕上げという順で行っていきます。

仕上げは刷毛引きか、金鏝仕上げでテカテカにするかですが、基本刷毛引きをお勧めしてます。

理由は一択で滑りずらい!

やっぱりテカテカにしてしまうと、日陰の場所などは水垢などで転びやすくなります。

 

今回はお客様の提案で縦に刷毛を引いてほしいとことで縦になってます。

コテ跡を消して平らに均すとき、ある程度硬化したコンクリの上に、特殊な道具を履いて乗って均すのですが、我々の場合、創意工夫により極力乗らないで仕上げられるように施工しています。


しかし今回のように入隅で、かつ足場になりそうなものも無い状況では乗って均すしかありませんでした。
乗って均す場合、コンクリートの表面を擦って柔らかくしてから仕上げていくのですが、この季節それをやってしまうと、仕上げられるようになるくらい固まるまでの時間がかなりかかってしまい、完成する頃にはすっかり暗くなってしまうのです。


だからといって仕上げが汚くなることはありませんが、暗くて見えにくいことは良いことではなく、冬場の日照時間にはいつも頭を悩まされます。
外構工事には様々な工事がありますが、コンクリートやモルタル等、水を使う工事にかなり影響が出るのがこの季節ですね。
そのため、コンクリートを流したあとの養生期間を、通常であれば1週間取っていますが、冬場は天候によっては、もう数日お願いすることもあります。

その際には、皆様のご理解・ご協力を宜しくお願いします。